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それいけ!ドクターヘリ

高知医療センターでの日々と思いを、アンパンマンと高知の写真と共に綴る高知ドクターヘリのブログ

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顔見知り 

日没前のドクターヘリ要請をいただきました。

高知県内の各消防では、日没時刻から逆算された要請リミット時刻が設定されています。
本日は119要請が入って重症!との判断のもとに覚知要請をされたようです。
接触したらあれやって、これ聞いて、とヘリ内で準備していましたが、すでに救急救命士さんが所見をしっかりとって発症時刻も詳細に聞いて無線でおくってきてくれました。

救急車に乗り込むと、そこに居たのは先週末にJPTECプロバイダーコースでお世話になったブース長さん。
タイムリミットが迫った状況ではこのような活動の連携は非常に助かります。
ありがとうございました。

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日没直後の高知医療センター

Posted on 2015/03/16 Mon. 19:37 [edit]

category: つれづれ日記

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16

低い雲間から、そしてご褒美作成 

今朝の高知医療センター地上ヘリポート周辺
IMG_1047.jpg
ヘリポートからむこうに見えるのは標高120mくらいの山ですが、ここに雲がかかっていると離陸不可能です。
この山の向こうは龍馬が夢をみた太平洋。

ヘリコプターって、とくにドクターヘリの場合、雲の中は飛べません。障害物が見えませんからね
今日は、そんな日でした。
あまりに雲が低くて、それでも一瞬、雲がきれるときがありちょうどいいタイミングで西の方の消防からヘリ要請。傷病者にはまだ接触していないということで離陸したのですが、すぐ向こう側には低い雲が残っていて…離陸後、数分で断念し帰投となりました。
低気圧の影響は、救急搬送にも濃くかかわってきます。

そんななか、採血した後の止血用テープに、ごほうびマークを描いてみました。
小児患者さんが、痛いのを我慢して採血してくれたときに貼ってあげたいと思います。
これなら頑張れますか〜?
IMG_1048.jpg

Posted on 2014/08/15 Fri. 21:07 [edit]

category: つれづれ日記

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15

何事もなく解除に 

台風一過の高知市内。
高知県職員、消防関係者、停電している地域、四万十町の住宅浸水、土砂崩れで孤立地域の方、避難された方、そしていざというときに備えて朝まで病院待機していたDMAT隊員の皆様、大変な夜となったと思います。
さまざまな爪痕を残しながら去っていった台風11号。一日以上ずーっと激しい雨が降り続けて前日の台風から含めると降水量もかなりの量になっているはずですが、印象として、こんなに降ったのに最小の被害にとどまっているような感じがします。
ただしまだまだ土砂災害への警戒は必要ですね。
高知に来て9年になりますが、高知県、災害に強いなぁと改めて感心している次第です。

さきほど、12時半をもってDMAT待機要請が解除されました
ドクターヘリもすでに朝から飛び回っています。
台風によって乱れた風の中なので機体は相当揺れていると思いますが、気をつけてくださいね

おっと。
この記事を書いている最中に緊急地震速報が?
こんな地盤の緩んだときに南海トラフ地震か…?と冷や汗がでましたが青森でした。。でも震度5弱とわりと大きな揺れだったようで被害が気になります

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高知市内から空を望む 2014年8月10日 13:00

Posted on 2014/08/10 Sun. 13:02 [edit]

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DMAT待機 

高知港、そろそろ満潮。
台風11号の雨風で寝れません。それどころか、昨夜から当院のDMATは待機要請がかかり、もしものために救命救急センター長以下DMAT数名は病院待機してます。

こんなに長い時間、激しい雨が続くのは久しぶりの事
四万十川や仁淀川、奈半利川、高知市内の川などでは氾濫危険水位を既に超えていて、明け方にかけて高知県に上陸するそうです。てっきり、すでに上陸しているのかと思っていました

土砂災害、起こらない事を祈るばかりです。
そして、台風一過の空のもと、よさこい祭りが開催される事も。

DMATは待機のみで終わりますように。

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波のぶつかる高知の海
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猛烈な雨に囲まれています

Posted on 2014/08/10 Sun. 04:58 [edit]

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10

待機 

みなさん、ニュース等でご存じのように、高知県、台風の影響で半端ない雨量になっておりました。

床下・床上浸水になっている家屋はもちろんのこと、工石山青少年の家に取り残されていた約80人の子供たち、避難勧告で小中学校などに避難されている方々など、多くの被害が報告されていますが、高知県災害対策本部のホームページへの情報提供が細かく、夜を徹している県職員の皆さまのおかげで高知県がまもられているんだと実感しています。
また高知市中心部を流れる鏡川も洪水などをおこすことなくぎりぎりの水位で経過しました。
詳細は、こちらで随時確認できます→高知防災情報

ところで高知県ドクターヘリは、といいますとこの天候不良と雨で離陸もかなわず、格納庫で待機となっていました
そしてヘリが飛べないときは、ドクターカーの出番になります。
DMAT隊員もいつでも出動できるような体制になっていましたが、夜間であっても救命救急科の医師が交代で24時間だれかがいる救命救急センターですので、迅速な対応ができるようになっています
そして夕方になり小雨になってきた高知市内。DMAT待機も解除になりました。

ドクターヘリも西方面には出動できる状態となり、格納庫から久しぶりに外に出ていましたが、要請は幸いなことにありませんでした

大豊のあたりではまだ集中豪雨的な雨がふったりしておりますが、今晩、土砂災害などがないように祈っています。とりあえず明日の朝まではこのような緊張が続きそうですね

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Posted on 2014/08/04 Mon. 18:56 [edit]

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04

転覆車両に遭遇 

猛暑が続きますがお元気でしょうか。
各地では花火大会が繰り広げられており、本日も行かれた方もおおかったのではないでしょうか。
かくいう私も、妻の実家付近で、花火の音が5秒ぐらい遅れて聴こえるような、ちょっと離れたところでビール片手に鑑賞させていただきました。
花火もクライマックスにさしかかろうとしたあたりで、花火とはまったく違う方向からどーんガシャン!という大きな音が。交通事故??と思いながら向かうと、案の定、交差点で動けない軽自動車がいました。そのまま向こう側の視野に入って来たのは、転覆車両…
通りすがりの方々が、親子を救出中でした。幸い、ご自分で出てこられるくらいの怪我で5歳くらいの子供さんも頭をぶつけたくらいで歩けていましたが、事故というのは、それをきっかけにお互いの生活環境をがらっと変えてしまいます。今回遭遇したのは3人の傷病者でした。
JPTECやITLSなど外傷コースはいくつもありますが、インストラクターであっても普段の生活の中で遭遇する実践では、聴診器も点滴セットもなく、あるのは手と五感、そして携帯電話ぐらいでしょうか。
そんななかでは状況評価をして119通報してるか確認して傷病者の状態をまとめて救急車の到着を待つことぐらいです。
それにしても、顔なじみの救急救命士さんや救急隊員さんが救急車から出てこられると、やはり一安心できますね。
花火は最後までみれませんでしたが、またひとつ、いい経験をさせてもらいました。

皆さんは、仕事以外で交通事故現場に遭遇したことはありますか?

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(写真は本文とは関係ありません。高知市内の逢う魔が時…見とれていると事故につながります)

Posted on 2014/07/27 Sun. 23:30 [edit]

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27

 

 梅雨空のもと、ドクターヘリは今日も活躍しています。

 先日は、少しだけ山の中までやってきました。このような中山間地域の多い高知県では、地域の中核を担う病院の外来で診た患者さんの転院搬送というのも重要な役目を担っています。
 このような病院では、自治医大卒業生が地域の重要な役目を担っています。

 その場合、当院で研修した研修医が地域をまわっていることがとても多く、1-2年目で当院のヘリ搬送システムを肌で感じてその有効性を知っている研修医は、すぐにヘリ要請をしてくれます。空からやってくるのは研修医時代に顔なじみになった救急医ですから、これほど心強いことはないでしょうね
写真 1
紫陽花と共に、転院の救急車の到着を待つドクターヘリ

また地域を、病院を担うのは医師だけではないです。看護師にもおおいな期待が寄せられます。
高知医療センターの隣には高知県立大学があり、看護学生さんが見学および実習にこられます。普段は音しか聞こえないヘリの見学もできますので大喜びです。
写真 3
看護学生さんに囲まれてヘリの運航説明を行うCSさん

この後、ちょうど帰投していたヘリの内部も十分見学して行かれました。このなかから、未来のフライトスタッフが育ってくれるのを楽しみにしています。

Posted on 2014/06/26 Thu. 19:33 [edit]

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26

甘い匂いに誘われて 

甘い香りをただよわせるヤマモモ達が、ドクターヘリ地上基地へと走る道すがらに落ちていました。
今日は梅雨のさなかで雲の切れ間を抜けながらの搬送
IMG_0984.jpg
赤みがかっているのはまだ若く、黒いのが熟しきった実になります。この雨で落ちてしまったんでしょうね。
濡れた舗装道路に色とりどり、子供達みたいでかわいいです。

Posted on 2014/06/22 Sun. 19:03 [edit]

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22

ヤマモモの実がなる頃 

みなさん、ヤマモモってご存じでしょうか?

「高知県の花」なのですが、私はいままで認識したことはなく実をみたことがあるくらいだったのですが、事務スタッフが病院敷地内、救命救急センター外来入り口にたわわに実っているのを見つけてきました。

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外傷において、受傷した理由は大事です。
以前、ヤマモモの実を採ろうとして枝が折れて墜落外傷で搬送された方がおりました。続けてあったことがあり勝手に「ヤマモモ外傷」と呼んでいたのですが、どうやら枝が柔らかくて容易に折れてしまうそうです。当時はどのぐらいのものなんだろうと思っていましたが、これはたしかに

試しに食べてみると、甘酸っぱい匂いとともにすこし赤めの桃色の汁があふれてきました。
CSのHARADAさんによると「初恋のキスを思い出す」そうですこれは、高知県人だと子供時代の思い出があふれてくるに違いありませんねー。
でも、初恋でキスまでするとは
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旬は今頃の梅雨の時期のようです。高知の夏の日差しは強いのでビタミンCが大切です。ヤマモモはまだまだ実っていますので、紫色に熟してきた実から食してお肌を大事にしていきたいと思います。
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Posted on 2014/06/12 Thu. 18:34 [edit]

category: つれづれ日記

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12

やっとできました。 

できましたよ、相互協定


ドクターヘリ:高知県と相互協定 県西部の救命率向上へ /徳島
毎日新聞 2014年06月05日 地方版

 関西広域連合が県に配備しているドクターヘリ「KANSAI・藍バード」と高知県のドクターヘリ「勇気の花」が緊急時に相互応援することになり、飯泉嘉門知事と尾崎正直・高知県知事が3日、協定を結んだ。

 三好市など県西部と高知県室戸市など同県東部の救命率を上げるのが目的。片方のドクターヘリが既に別の場所に出動している場合などの代替手段として、互いに出動要請できるようにした。「勇気の花」は、高知市の基地病院から三好、東みよし両市町に約20分で駆け付けることができるという。

 飯泉知事は「『助かる命』をしっかり助ける態勢を築きたい」と話し、尾崎知事も「高知は東西に長い県なので、連携はうれしい」と語った。

http://mainichi.jp/area/tokushima/news/m20140605ddlk36040622000c.html


応援協定と言えば、北関東や北九州などでは隣県との協定、中国地方では現場により近いドクターヘリを県境関係なく呼べる等、地域によって工夫がなされているわけですが、地域限定ではありますが四国でもできたわけですね。
でも…消防防災航空隊では四国四県協定というのがあって、お互いにカバーし合う体制がふるくからありました。高知県と愛媛・香川・徳島とでは、四国山地があって地域的な隔たりが大きいですしヘリの燃料や高度、天候などで難しいことも多々あるものの、今後、四国でもドクターヘリの基地病院が増えてきた場合にはもっと連携できるようになるといいですね。

Posted on 2014/06/06 Fri. 20:00 [edit]

category: つれづれ日記

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06

ここちよいひととき。 

梅雨の合間のフライト終了。
ヘリ格納後の夕暮れ時、そらを見上げると虹がみえていました。
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癒されます〜

Posted on 2014/06/05 Thu. 21:44 [edit]

category: つれづれ日記

thread: つぶやき  -  janre: ブログ

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05

海上自衛隊の護衛艦「くらま」に着艦 

フライトスーツにジャストフィットのこのベスト、海上自衛隊のライフジャケットです。数珠みたいなのはお守りではなく、これを引くことでぶわっと膨らむのだそうです。カッコいいです。
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今日はDMATと海上自衛隊の護衛艦のコラボの日。
高知県防災訓練に際して、想定はもちろん南海トラフなのですが広島の呉からやってきたということで護衛艦に救助された漂流者をトリアージして診察しヘリ搬送する、という計画
早速、自衛隊のヘリで護衛艦「くらま」まで空から移動。独特な自衛隊ヘリの二枚羽の轟音が医療センターの屋上にとどろきます。
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ここ数日は黄砂とPM2.5の影響で視程距離がひどく悪いんですが、桂浜沖5マイルの距離に停泊している護衛艦、わかりますか?
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ドクターヘリも着艦すべく出動実出動がないことを祈りつつ。
髭もじゃのオトコは、整備士の一人、松田さん。ヘルメット姿まで渋いです
普段は整備士さんは前の席に座っているのですが今回は2パイロットで着艦しますので、珍しく後部座席にすわっています。なんだか新鮮
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これが、海上自衛隊の護衛艦「くらま」です。遠くからではよくわかりませんが、近くまでいくと、でかい海上保安部の巡視船「せっつ」よりも一回り大きいですね。
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艦上のDMATと自衛官が多数見守る中、一発で着艦。さすがです。
波は荒れなく、いい天気でした。
着艦はしたものの、今回はヘリの捕縛ができないそうなので安全を期して乗員の乗り降りなく、そのまま離陸。
下りて艦内を散策したかったですね。残念。
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訓練自体は15分もかからずに終了し帰投。海水を浴びたアンパンマンは機体とエンジン洗浄のためすぐさま水浴びです。真夏日のヘリポートに気持ちよさそうなシャワーですね。
自分にもぜひかけてほしかったです
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貴重な経験になりました。
訓練に参加された方々、ありがとうございました&お疲れ様でした。

Posted on 2014/06/01 Sun. 18:43 [edit]

category: つれづれ日記

thread: 高知(土佐)  -  janre: 地域情報

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01

消防学校、救助科とのコラボ 

本日はドクターヘリ活動とはあまり関係ない内容をお届けします。

いつもお世話になっている高知県消防学校さんでは、現在救助科の生徒さん達が入校中です。
そんななか、当院DMAT隊員が実習をお手伝いにいってきました。
CSRM訓練です。

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 ホワイトボードを一緒にみながら活動方針を確認。

普段は医療側スタッフと顔を合わすことの少ないレスキュー隊員ですが、こういう訓練を通じて顔の見える関係になっておくというのはいざというときに役に立ちます。
CSRMというのは狭隘空間における救助と医療のコラボレーションのことになります。

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瓦礫救助においてこのような狭い空間へはいるには、それなりの安全管理と手順の理解、しっかりとした指揮命令系統ができていないといけません。現場ではDMATは消防の管理下にはいるわけですが、得に医師・看護師が瓦礫の中に入ることはかなり希なことです。今回は、国際緊急援助隊が使用している、救助現場に入るためのチェックリストを活用しました。
簡単にはいるわけではありませんが、傷病者の状態によっては救助前に医療処置が必要になることがあります。いわゆるクラッシュ症候群などがそうですが、輸液処置や薬剤投与、急変対応ができるようにモニターしておくことで突然の致死性不整脈にも十分な対応ができるようになります。

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高知県のなかでも、中央医療圏の高知市以外の人数が少ない消防では、救急救命士であっても救助活動や消防活動をする必要がある場合もでてきます。今回の入校者にも、普段はJPTECや救急搬送でお世話になっている方々がおりました。

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これはパーシャルアクセスです。腕しか出ていない場合でも傷病者の評価は結構できます。医療処置についてもやれることを行います。

DMATだからといってかならずしも全隊員がこのような活動が出来るわけではないので、いつかの時のために日々訓練あるのみです。

そして本日は4件のヘリ搬送
1件は重複要請となってしまいましたが、定期点検が終了して復帰した防災ヘリ「りょうま」にお手伝いいただき、喜多村センター長がピックアップされていきました
久しぶりの防災ヘリ搭乗にどっきどきだったようです。

高知県は昼間は日差しが強く、すでに夏のような暑さ。これからは梅雨に突入ですね
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Posted on 2014/05/29 Thu. 17:58 [edit]

category: つれづれ日記

thread: 高知(土佐)  -  janre: 地域情報

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29

学会開催に集結 

 5月23日、24日と当院の喜多村救命救急センター長のもと、第30回日本救急医学会中国四国地方会の開催がありました。高知市内だったということも手伝って、発表者も運営スタッフも大忙し。
 発表後の救命救急センタースタッフの一部で、一枚パチリ。
DSC_0013.jpg
 24日の当院からのポスター発表は以下の通り演題でした

 脳卒中疑い患者における問診とフィジカルアセスメントの実態調査
  ートリアージナースと脳神経外科医との相違に焦点を当ててー
  救命救急センター救急外来看護師 坂本美紀

 長期人工呼吸器離脱に難渋した急性心筋梗塞後心破裂の1例
  救命救急センターICU看護師 松森美和

 へき地で発症したST上昇型心筋梗塞におけるドクターヘリのインパクト
  高知医療センター研修医 池田健太

 ドクターヘリ運用下におけるrt-PA静注療法使用経験
  高知医療センター救命救急センター 脳神経外科医師 大西広一

 急激な経過を辿った細菌性髄膜炎の1例
  高知医療センター研修医 近藤雄一郎

 胸骨圧迫に伴う左下横隔動脈損傷に対して動脈塞栓術を行った1例
  高知医療センター放射線療法科 大下宗亮

準備に関わっていただいたスタッフの皆様、ご苦労様でした。そして遠路はるばる来場していただいたすべての参加者のみなさんに御礼を申し上げます。

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 また昨日23日は、救急隊セミナーが行われていましたが、同時にドクターヘリの全国フライトナース勉強会も高知医療センターを舞台に行われ、私もそのランチョンセミナーを担当させていただきました。
 全国からフライトナースの有志たちが集まる勉強会でベテラン揃い緊張しながらの講義でしたが、少しでもなにか学ぶことができたでしょうか
 講義内容は交通事故に焦点をあてて受傷機転とアセスメント方法を見直す、ということでシートベルトやエアバッグのメカニズムを説明しながら受傷の様子を関連づけるものでした。

 その後には、お待ちかねのシミュレーション。今回は、フライトナースが普段は経験することのない医師役をしていただくことで、指示を出す側の視線でフライトシミュレーションをしてみました。
 メディカルラリーのような「ヘリカル♫ラリー」とまではいかないまでも、楽しんで勉強してもらえればと当院の伊藤フライトナースが企画しました。施設見学もしてもらい、桂浜荘で夜の懇親会も満喫されたようでしたね。参加されたみなさん、お疲れさまでした。

写真
今後とも高知をよろしくです。

Posted on 2014/05/24 Sat. 19:04 [edit]

category: つれづれ日記

thread: 高知(土佐)  -  janre: 地域情報

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24

予想外。 

ドクターヘリ要請!そして高知医療センターから、エンジンがうなり声をあげるドクターヘリへと続く、青い道。
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変化に富んでいて判断が難しい症例がつづきましたね。
【1例目】意識障害
既往歴からてっきり、低血糖による意識混濁かとおもいきや…血糖値は正常。聴診したらはっきりとした左右差があって左が聴こえない?超音波の機械をあててみると左だけに胸水が大量にたまっていて、血圧もなんだか低くて橈骨動脈も触知できず。近隣病院におまかせできる状態でもなく当院に帰り精査すると、胸腔穿刺で白く混濁した胸水が
膿胸による敗血症性ショッックでしたか。
これは、現場での聴診という基本的な理学的所見から導きだされた原因。これはべつにドクターヘリでなくても、あるいはレントゲンを撮影するまえに、医師なら普通に行う所見の一つなのかもしれません。
それにしても、意識障害の原因検索が聴診からはじまるとは。意外なアプローチ方法でしたね。

【2例目】単独交通外傷
右車線をはしっていてカーブで擁壁に衝突!「ゼンブが20cmほどへこんでいて意識もうろう、頭部外傷疑いで脈拍130回」
さらに、ランデブーポイントのヘリポート近くで聴取した追加の無線内容だと脈拍が70回だという。
「ゼンブ」を、全部だと思い込み、車のあちこちがべこべこになっている現場車両と、ショック状態で脳ヘルニア徴候がでている傷病者を想像しながらヘリポートに着陸して救急車内へ
 そうです、ご察しのとおり「前部」だけが凹んだ車両だったそうで、写真を見せていただいて初めて気がつきました。たしかに…。そして目立った外傷もないのに強い意識障害あり。
搬送にうつると、数分おきに心室性不整脈かとおもえるような波形が出現。…心房粗動か?
MRI撮影すると、やっと病態把握もできて原因判明。そうですか、脳梗塞による失語ですか…無線の言葉違いも気をつける必要がありますがそれにしても予想外の想定って難しいですよね


撤収時刻ですよ〜、夕日にむかって、どこみてるんですか??

Posted on 2014/05/19 Mon. 00:10 [edit]

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19

車両事故におけるアプローチを学ぶ 

ドクターヘリ・ドクターカーで病院前活動を行う際にときどき出くわすシチュエーションに、車両の交通事故現場があります。事故車両内に閉じ込められた外傷受傷者の救出活動を救助隊は行うわけですが、傷病者の状態にあわせたアプローチが必要でそれを考慮しながら作業しないと、車両から出したはいいけどいつのまにか心臓が止まっていた、ということにもなりかねません。

これを考えるのがACCESS COURSE。そのために、車両への近づき方、車両固定から窓ガラスの破壊やドアの開放・屋根の開放などの傷病者にアプローチする手段も基本手技のなかで学びます。

先週末に、米海軍佐世保基地での第4回ITLS ACCESS COURSEが開催されました。
当院からはフライトドクターの野島医師が受講。米軍基地の中での研修ということでわくわくしながら望んでいました
レシプロ・ソー(いわゆる電動ノコギリ)での車両切断など、普段しない手技にとまどいながらも救助隊のアプローチ方法を学び、普段の連携業務に活かせる知識を得てきたようです。

ありがとうございました。

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最後に撮影した集合写真。(注)後ろの米国消防車両はコースとは関係ないです。

Posted on 2014/04/27 Sun. 14:43 [edit]

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27

学生さんの笑顔 

いい天気でした本日は病院実習の高知大学医学部の学生さん3名が、ヘリの待機時間に見学に来られました。
以下はその感想です。

では、どうぞ!

初めてドクターヘリを間近で見ました。中はとても狭いのに設備が充実していて、驚きました。
ドクターヘリは扱っている病院がまだまだ少なく、貴重な一台です。
私たちも将来ドクターヘリに関わっていきたいです。
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笑顔がすてきな学生さんたちでした。ただいま1週間の病院実習中で、今日はそのまま当直にはいるそうです。ゆっくりやすめないかもしれませんが、夜の救急車対応をじっくり見学していって下さい

おっと、そんな穏やかな時間もつかの間、中芸救急さんより交通事故の重症者のヘリ要請がはいりました
ドクターヘリ、エンジンスタート!

学生さん、危ないですよ、こっち、こっち。ダウンウォッシュが強いので、こちらに待避です!

Posted on 2014/04/17 Thu. 18:06 [edit]

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雨の日、高知は 

すでに葉桜になりつつあります。
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ここ数日は、桜散らせながら公園に降り立つドクターヘリとなりましたが、今日は雨。
高知医療センター周囲の雲は低く、要請があっても応えられそうにありません

でも高知県内はいまのところ、平和な日曜日となっているようでまだ救急車収容要請がありません。高知県人は天気が悪い日は外に出歩くのを控えているのかもしれませんね。
今日は日直です。このまま静穏な救急外来で終わるといいのですが。

官舎へと続く道から
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Posted on 2014/04/13 Sun. 12:42 [edit]

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13

天空のヘリポート 

覚知要請、屋根から2mの墜落。
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ヘリが現場上空に到着すると、この出来立てほやほやのヘリポートの真下の瓦葺き替え作業中の家に救急車が到着したところでした。バックボード固定の活動をしているのがわかりました。
真下といっても、このヘリポートからつづら折りの傾斜のある山道があり10分はかかります。現場を確認後に先に着陸して数分間の待機中の図です。最初は反応のなかった傷病者の意識が戻りつつあるとのことで外傷初期診療に備えます。

高知県はこのような地形が多く、直近着陸もままならない集落があちこちに存在します。
そんなところだからこそ!コンクリートで固められたヘリポートが役立ちます。ここの消防ではヘリの必要性をアピールすることで、ほかでは類を見ない場外離着陸場のを誇ります
ここがなかったら、本日の覚知要請は意味をなさなかったでしょう。

Posted on 2014/04/07 Mon. 21:54 [edit]

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ドクヘリ機内での手話の有用性はいかに? 

ドクターヘリの機内では、ヘッドセットが必須です。

なぜかというと、私たちは飛行中、ヘリのエンジンの真下にいるのですごい騒音のなかにさらされて、向いの席のナースとでさえ、耳元で割と大きな声で叫ばないと意思疎通ができない状態にあるからです
ヘリの中ではマイクとイヤフォンつきのヘッドセットあるいは航空ヘルメット(当院はこちら)で意思疎通をはかります。

ただ、携帯電話やマイク等と違い、声が重なると訳がわからなくなったり、声を発する度に切り替えスイッチをいれなくてはならなくて、少し面倒に思ったり、ちょっとした事をいうのにも億劫になったりとコミュニケーションエラーが出やすい環境にあります。
それが、CRM(Crew Resourse Management)ともいわれる運航スタッフ間の情報共有と意思統一、という航空業界におけるひとつの目標になったりするんですね。

その解決策のひとつが手話じゃないかと最近思う訳です。

大学時代にはいろんな興味があったのですが、そのひとつに手話がありました。
きっかけ?
なんだったでしょう。覚えていません。

近くにろうあ者がいた訳でも、手話を使っていた人がいたわけでもなかったですが、なんだか面白そうだなと。
気がつくと社会人の手話サークルにはいって週1で通い、ろうあ者の友人もできてお茶をしたり遊びにいったりしていましたが、いちばんハッとして興味深かったのは、手話は世界中で通じる言語だと知ったときでした。
音のない世界に生きている者にとって、コミュニケーションを図る表現方法はほぼ一緒なんだと。
文化による違いこそあれ、まったく問題なく会話ができるそうです。

ドクターヘリミッションで短時間で現場到着までに行う準備のなかで、込み入った手話表現はいらないです。
ちょっとした事を、非言語的に伝える
これって、いいのでは?とひとりで考えているものの、そういえばCRMを題材にした学会発表はないなーと悶々とする日々を過ごしているのでした。

Posted on 2014/04/06 Sun. 20:18 [edit]

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