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それいけ!ドクターヘリ

高知医療センターでの日々と思いを、アンパンマンと高知の写真と共に綴る高知ドクターヘリのブログ

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あちこちで院内急変が! 

(本日は、ヘリ活動とは直接の関係はありませんが、第2回院内メディカルラリーのご報告をします)

 「コードブルー、コードブルー」響き渡る院内放送。急に容態変化し心肺停止になった患者さんに、我先にと駆け付ける院内スタッフ達。あちこちから指示が飛び交い、狭い病室で混乱する現場…。

 院内でおこる成人の急変に対しての研修としてICLSコースが各地で開催されています。当院では年3回行われていますが、研修をうけたからといってこれを病棟急変などの現場ですぐに活かせるかというとなかなか難しいのではないでしょうか。

 そこで経験のひとつとして現場で実際の救急カートを用いたICLSができないだろうか、と試行錯誤した結果、実現できたのが去年から当院独自で行っている病院内での急変対応を軸としたメディカルラリーです。それが、去る猫の日(2月22日)に高知医療センター内でおこなわれましたので報告したいと思います。




1階ステージ

11番受付で緊急通報が鳴り響きます。どうやら、化粧室内で具合が悪くなった人がいる模様。チャレンジャーが駆け付けます
長い距離ですが、ここは体力の見せ所。

IMG_7051.jpg

(スタッフ扮する)防災センター警備員さんも異常を確認して先にきてくれていました。患者さんはどうやら化粧室出口まではたどりついたものの、倒れてしまったよう。
「大丈夫ですか??」意識がありません。真っ青にメークした患者役は顔見知りの救急救命士さんが息を止めて演技してくれています(心肺停止に早く気づいて〜!)。

急変現場に最先着として呼ばれた状況に、チャレンジャーも頭の中がまっしろで何をしたらいいのかわからなくなっています。
そして、ようやく気づきます。“だれか呼ばなきゃ!”「コードブルーをしてください!」

うらた1

心肺停止の判断がなされ、すぐに胸骨圧迫が始まりました。
防災センター職員さんも救命講習を受けたことがあるとのことで、指示のもと、心臓マッサージを行ってくれます。事務員のソラストさんもお手伝い。

いつのまにか家族関係の修羅場も展開され、倒れた患者さんには相当のストレスがかかっていたものと推測されます
あ、トイレの奥には黒い点が続いている…。お尻にもべっとり黒いものが。

P1000013.jpg




2階ステージ

合間に休憩しているチャレンジャーに、廊下で響きます。
「コードブルー、2階歯科外来」

ソラストさんの誘導のもと、歯科外来特有のニオイのなかに突入していくと歯科の椅子に意識を失った傷病者。
歯科衛生士さんは動揺して責任を感じ、座っている傷病者の心臓を一生懸命にマッサージ。「私のせいで、わたしの…。」聞けば、局所麻酔をうったあとすぐに全身が真っ赤になって意識を失ったのだといいます。

DSC_9867.jpg

狭い診察室、慣れない環境下での急変対応にとまどうチャレンジャー。患者さんの腕の血管(静脈路確保困難練習用の模擬前腕)も蛇行してルート確保も難しそう…。歯科衛生士の動揺をなだめ、質の保たれた胸骨圧迫から始まるICLSがはたして出来るのか…?




3階ステージ

今度はどこだ?「コードブルー、コードブルー。3階リカバリールーム」
どんどん集まってくるスタッフは総勢10名以上、チャレンジャーとともにあちこちから急変現場にかけつけてきて部屋はすぐに熱気むんむん
痙攣が止まった患者さんは、意識はなさそうだけど…呼吸もしてるようにも見えるし??喘いでいるような?

IMG_7078.jpg

(そうか、死戦期呼吸か!)「だれか胸骨圧迫をー!」
指示もあちこちから飛び交い、個人個人がうごいてまったく統制がとれない混沌とした雰囲気になっています。装着していたモニターもどこかはずれて心静止みたいになって、どこかの麻酔科医や心臓血管外科医役のスタッフが慌てて挿管しようとしていたり。指示も通っているのかいないのか

P1000038.jpg

ぼくがリーダーをします!」チャレンジャーがリーダー宣言すると、その指示に従いきびきび動き始めるスタッフ達。
「モニターVF、除細動します」「離れて!」いち早い電気ショックで傷病者の心拍は再開し、心臓は鼓動を取り戻しました。

ICLSコースではなんでもないようにこなしていたリーダー役でしたが、実臨床の場をリアルに再現された急変対応シナリオでようやく、リーダー宣言とチームビルディングの重要性を体感していたようです。

DSC_9851.jpg




スタッフ紹介

今回参加いただいたのはチャレンジャー3チーム、運営スタッフ34名(看護学生さん10名、救急救命士さん4名、院外からの看護師参加2名を含む)でした。職種も医師・研修医・看護師はもちろん、栄養士さん、医療秘書さん、事務局と多岐にわたりご協力いただいております。

1階スタッフ 化粧室での急変
_DSC1719.jpg

2階スタッフ 歯科口腔外科外来での急変
_DSC1731.jpg

3階スタッフ リカバリールーム(病棟に似せて)での急変
_DSC1624.jpg

スタッフの皆さん、ありがとうございました。楽しみながら学べるいい機会になればいいなと思っておりましたがいかがだったでしょうか。

また、さまざまな場所で突発的におこる急変現場を想定しての訓練でしたので、当日、関係各所におきましてはご迷惑をおかけしたと思います。そして資器材や服装などご協力いただきました方には、この場を借りてお礼を申し上げます。

この院内ラリー、ひきつづき行っていければと思いますので、来年度も宜しくお願いします。
「院内」で起こった急変対応シナリオなので、チャレンジャーは院内からの募集ですが、スタッフに関しては院外からも公募していますので、em-net KOCHIのメーリングリストをチェックしてくださいね。では。
_DSC1538.jpg
ハートシム君もお疲れ様。
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Posted on 2015/03/04 Wed. 18:29 [edit]

category: 訓練

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04

コメント

 

不快な思いをさせてしまい申し訳ありません。
急変現場で、事務のソラストさんにも胸骨圧迫を行うスキルを身につけておいていただきたいという思いで行っていますので、それが伝わるように今後気をつけていきたいと思います。
ご指摘ありがとうございました。

URL | 管理人 #- | 2015/03/04 23:44 | edit

 

女装はいかんでしょ。
公立病院、県民の税金で成り立ってるんですよ。ふざけるのはやめてください。

URL | guest #- | 2015/03/04 21:05 | edit

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