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それいけ!ドクターヘリ

高知医療センターでの日々と思いを、アンパンマンと高知の写真と共に綴る高知ドクターヘリのブログ

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消防学校、救助科とのコラボ 

本日はドクターヘリ活動とはあまり関係ない内容をお届けします。

いつもお世話になっている高知県消防学校さんでは、現在救助科の生徒さん達が入校中です。
そんななか、当院DMAT隊員が実習をお手伝いにいってきました。
CSRM訓練です。

DSCF0059.jpg
 ホワイトボードを一緒にみながら活動方針を確認。

普段は医療側スタッフと顔を合わすことの少ないレスキュー隊員ですが、こういう訓練を通じて顔の見える関係になっておくというのはいざというときに役に立ちます。
CSRMというのは狭隘空間における救助と医療のコラボレーションのことになります。

DSCF0035.jpg
瓦礫救助においてこのような狭い空間へはいるには、それなりの安全管理と手順の理解、しっかりとした指揮命令系統ができていないといけません。現場ではDMATは消防の管理下にはいるわけですが、得に医師・看護師が瓦礫の中に入ることはかなり希なことです。今回は、国際緊急援助隊が使用している、救助現場に入るためのチェックリストを活用しました。
簡単にはいるわけではありませんが、傷病者の状態によっては救助前に医療処置が必要になることがあります。いわゆるクラッシュ症候群などがそうですが、輸液処置や薬剤投与、急変対応ができるようにモニターしておくことで突然の致死性不整脈にも十分な対応ができるようになります。

DSCF0048.jpg

高知県のなかでも、中央医療圏の高知市以外の人数が少ない消防では、救急救命士であっても救助活動や消防活動をする必要がある場合もでてきます。今回の入校者にも、普段はJPTECや救急搬送でお世話になっている方々がおりました。

DSCF0043.jpg
これはパーシャルアクセスです。腕しか出ていない場合でも傷病者の評価は結構できます。医療処置についてもやれることを行います。

DMATだからといってかならずしも全隊員がこのような活動が出来るわけではないので、いつかの時のために日々訓練あるのみです。

そして本日は4件のヘリ搬送
1件は重複要請となってしまいましたが、定期点検が終了して復帰した防災ヘリ「りょうま」にお手伝いいただき、喜多村センター長がピックアップされていきました
久しぶりの防災ヘリ搭乗にどっきどきだったようです。

高知県は昼間は日差しが強く、すでに夏のような暑さ。これからは梅雨に突入ですね
DSCF0069.jpg
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Posted on 2014/05/29 Thu. 17:58 [edit]

category: つれづれ日記

thread: 高知(土佐)  -  janre: 地域情報

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学会開催に集結 

 5月23日、24日と当院の喜多村救命救急センター長のもと、第30回日本救急医学会中国四国地方会の開催がありました。高知市内だったということも手伝って、発表者も運営スタッフも大忙し。
 発表後の救命救急センタースタッフの一部で、一枚パチリ。
DSC_0013.jpg
 24日の当院からのポスター発表は以下の通り演題でした

 脳卒中疑い患者における問診とフィジカルアセスメントの実態調査
  ートリアージナースと脳神経外科医との相違に焦点を当ててー
  救命救急センター救急外来看護師 坂本美紀

 長期人工呼吸器離脱に難渋した急性心筋梗塞後心破裂の1例
  救命救急センターICU看護師 松森美和

 へき地で発症したST上昇型心筋梗塞におけるドクターヘリのインパクト
  高知医療センター研修医 池田健太

 ドクターヘリ運用下におけるrt-PA静注療法使用経験
  高知医療センター救命救急センター 脳神経外科医師 大西広一

 急激な経過を辿った細菌性髄膜炎の1例
  高知医療センター研修医 近藤雄一郎

 胸骨圧迫に伴う左下横隔動脈損傷に対して動脈塞栓術を行った1例
  高知医療センター放射線療法科 大下宗亮

準備に関わっていただいたスタッフの皆様、ご苦労様でした。そして遠路はるばる来場していただいたすべての参加者のみなさんに御礼を申し上げます。

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 また昨日23日は、救急隊セミナーが行われていましたが、同時にドクターヘリの全国フライトナース勉強会も高知医療センターを舞台に行われ、私もそのランチョンセミナーを担当させていただきました。
 全国からフライトナースの有志たちが集まる勉強会でベテラン揃い緊張しながらの講義でしたが、少しでもなにか学ぶことができたでしょうか
 講義内容は交通事故に焦点をあてて受傷機転とアセスメント方法を見直す、ということでシートベルトやエアバッグのメカニズムを説明しながら受傷の様子を関連づけるものでした。

 その後には、お待ちかねのシミュレーション。今回は、フライトナースが普段は経験することのない医師役をしていただくことで、指示を出す側の視線でフライトシミュレーションをしてみました。
 メディカルラリーのような「ヘリカル♫ラリー」とまではいかないまでも、楽しんで勉強してもらえればと当院の伊藤フライトナースが企画しました。施設見学もしてもらい、桂浜荘で夜の懇親会も満喫されたようでしたね。参加されたみなさん、お疲れさまでした。

写真
今後とも高知をよろしくです。

Posted on 2014/05/24 Sat. 19:04 [edit]

category: つれづれ日記

thread: 高知(土佐)  -  janre: 地域情報

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予想外。 

ドクターヘリ要請!そして高知医療センターから、エンジンがうなり声をあげるドクターヘリへと続く、青い道。
IMG_0929.jpg
変化に富んでいて判断が難しい症例がつづきましたね。
【1例目】意識障害
既往歴からてっきり、低血糖による意識混濁かとおもいきや…血糖値は正常。聴診したらはっきりとした左右差があって左が聴こえない?超音波の機械をあててみると左だけに胸水が大量にたまっていて、血圧もなんだか低くて橈骨動脈も触知できず。近隣病院におまかせできる状態でもなく当院に帰り精査すると、胸腔穿刺で白く混濁した胸水が
膿胸による敗血症性ショッックでしたか。
これは、現場での聴診という基本的な理学的所見から導きだされた原因。これはべつにドクターヘリでなくても、あるいはレントゲンを撮影するまえに、医師なら普通に行う所見の一つなのかもしれません。
それにしても、意識障害の原因検索が聴診からはじまるとは。意外なアプローチ方法でしたね。

【2例目】単独交通外傷
右車線をはしっていてカーブで擁壁に衝突!「ゼンブが20cmほどへこんでいて意識もうろう、頭部外傷疑いで脈拍130回」
さらに、ランデブーポイントのヘリポート近くで聴取した追加の無線内容だと脈拍が70回だという。
「ゼンブ」を、全部だと思い込み、車のあちこちがべこべこになっている現場車両と、ショック状態で脳ヘルニア徴候がでている傷病者を想像しながらヘリポートに着陸して救急車内へ
 そうです、ご察しのとおり「前部」だけが凹んだ車両だったそうで、写真を見せていただいて初めて気がつきました。たしかに…。そして目立った外傷もないのに強い意識障害あり。
搬送にうつると、数分おきに心室性不整脈かとおもえるような波形が出現。…心房粗動か?
MRI撮影すると、やっと病態把握もできて原因判明。そうですか、脳梗塞による失語ですか…無線の言葉違いも気をつける必要がありますがそれにしても予想外の想定って難しいですよね


撤収時刻ですよ〜、夕日にむかって、どこみてるんですか??

Posted on 2014/05/19 Mon. 00:10 [edit]

category: つれづれ日記

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