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それいけ!ドクターヘリ

高知医療センターでの日々と思いを、アンパンマンと高知の写真と共に綴る高知ドクターヘリのブログ

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高知県版、防災ヘリとのコラボレーション訓練 

齋坂です。中秋の名月もいつの間にか終わり、朝晩は冷えるようになってきました。体調管理に気をつけたいところです。

ところで!森林面積占有率全国一の高知県では林業が盛んです
ということは、伐採作業中の事故もおおくて、その場合は山岳事案となり医療の介入できるまでの時間がかかりすぎることになります
ドクターヘリ、といっても着陸可能な場所から現場まで遠い場合は、他県ではひょっとすると山登りを強いられることも少なくないと聞きます。体力勝負なところもあり当院スタッフももちろん日々鍛錬に励んでいますが、高知県では消防防災ヘリが大活躍してくれています。

ホイストによる医師の降下ですね。

これはドクターヘリにはない装備であり、訓練を行っている航空隊隊員とともにやることになります。
そのための準備訓練を昨日いっしょに行いました。センター長も興味津々
P1080889.jpg

まずは航空隊隊長さんからの座学で有用性と危険性の認識を行い、次に駐機している消防防災ヘリでの機内の動きや身のこなし方の模擬練習です。
P1080894.jpg
こんな感じ。何度か繰り返した後は実践です。

地上の草がダウンウォッシュになびいています。ヘリの影などからその高さが想像できるでしょうか?
P1080909.jpg
比較的平地のところで行いましたが次からは要請があれば行くことになります。

この手段があれば、たとえば…現場まで救急隊の到着がかかってしまうような地形では、
防災ヘリで先に現場に医師降下させて処置を行い、帰りの搬送はドクターヘリでなんていうコラボレーションが可能です。
とはいえ、この季節、冬の到来までは伐採作業が盛んになりますが、事故のないようにお気をつけください。
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Posted on 2013/09/26 Thu. 18:42 [edit]

category: つれづれ日記

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二基のエンジンのもとで繰り広げられる判断 

ゆーいちです。台風が過ぎ去り朝晩の冷え込みがぐっと感じられるようになりましたね。バイク通勤にはちょうどいいくらいでしょうか。
アンパンマンのついた高知県ドクターヘリは、現在定期検査中。
それでも要請はどんどんきていて、代替え機もてんてこまいの日々です。

そんななか、思い出に残る搬送が。
心肺停止から直近病院で蘇生されての転院搬送ではあったのですが、なんだか様子がおかしい
気管挿管されており接触した最初に呼吸音を確かめて最適な位置にあることを確認してはあったのですが、つないでみた人工呼吸器の気道内圧がなんだか高すぎてピーピーとアラーム音が。
呼気二酸化炭素濃度をはかっても正常値ながらもSpO2の数値はどんどん下がりつづけ、バッグバルブマスクでの換気には抵抗がありました。そう、換気抵抗があったんです。でもなかなかアノ確信がつきませんでした。

我々スタッフが搭乗しているヘリの後方キャビンというのは、鉄板を隔てたその頭上に2基のエンジンがうなっていてローターも一生懸命回転して高速で飛行しているため風の音も混じり、かなりの騒音になります。身動きのとりにくいキャビン機内での観察・処置は通常の診療と比べると、すごく限定された環境になるんです

結局…嘔吐物による挿管チューブ閉塞があったわけですが、いろんな評価を組み合わせての、この判断が難しい。
そして気管挿管チューブを抜くという事は、その直後にはおそらく「ヘリ機内での再挿管」という大仕事が鎮座しているわけで、大きな決心が必要になります。リスクのある処置があるのがわかっているのに、君にはそこに向かっていく心構えができているのか。

基地病院着陸まであと5分
SpO2は下がり続けてついに70%台に


さて、どうしたら?

決心した後は早かったです。
フライトナースにインカムで状況と方針を伝え、エアウェィスコープを準備してもらいつつ、こちらでは挿管チューブを準備してセット。コミニュケーションがとりづらい環境ですので、この作業はあうんのタイミングと分担しかないのかもしれません。
チューブを抜いて、即座にビデオ喉頭鏡で確認しながら確実に声門を通過させます。
すぐさま聴診とETCO2で、仕事が確実にできたことを確認します。

病院屋上ヘリポートへはもちろん安定した状態で着陸し、エレベーターに。
ぷるるるる、るほっとしたのも束の間、一斉同報の携帯電話がなります。

次の要請がはいったようです

Posted on 2013/09/18 Wed. 17:38 [edit]

category: 事案

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フライトナースのお仕事 

高知県ドクターヘリを支えるフライトナース達(全員ではないですが徐々にお披露目です)

筒井さん
IMG_0286.jpg

坂野さん
IMG_0263.jpg

伊藤さん


出動件数を徐々に伸ばしつつある高知県ドクターヘリ。
その活動の基盤を支えているのは、フライトナースに他なりません。感謝しています。
ヘリに関する資器材の物品管理はもちろんのこと、ミッション中の情報記録から薬品準備は大変
傷病者の接触後に至っては、患者さんへの看護はもちろんのこと、救急隊とのコミニュケーションとご家族への配慮、フライトドクターの処置の介助など、休む暇はもちろんありません。

でも、高知県でこの仕事ができるのは一握りにも満たない看護師のなかの看護師。
普通に仕事をしているだけでは、なれません。
フライトスタッフになりたいナースは山ほどいますが、この仕事に就けたことに感謝ですね
そして後輩に受け継いでいけるものを生み出して下さい。

フライトドクターも同じようにがんばらねば。
でも、消防さんに要請していただいてナンボです。全国と比較したら高知県はまだまだ。啓蒙活動に消防・病院周りをしていきます。明日は須崎くろしお病院にお邪魔です

Posted on 2013/09/03 Tue. 22:12 [edit]

category: 救命救急スタッフ

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