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それいけ!ドクターヘリ

高知医療センターでの日々と思いを、アンパンマンと高知の写真と共に綴る高知ドクターヘリのブログ

西尾先生 

高知県は医療格差が激しく、拠点となる病院が少ないため地域では治療に難渋するケースも少なくありません。そんなときに役立っているのがヘリ搬送。
防災ヘリだけで搬送をお手伝いしていただいていた頃から変わらず、重症例にヘリでの搬送を役立てているのが四万十町の大正診療所です。そんな要請側の先生が先日から週一回の研修にいらしています。
お互いの医療状況、そして他の地域や現場のヘリ搬送の方法がわかると、診療所でのやり方にも幅が出てきますので、この研修方法はいいと思います。

自己紹介です
CIMG2714.jpg
今年の5月から救命救急センターセンターに研修に来ています、大正診療所の西尾と申します。日頃は搬送をお願いする立場ですが、OJTとしてヘリに乗せていただき、受け入れ側の対応についても勉強できたらと思っております。勢いだけはあります。精一杯頑張りますので宜しくお願いします。

こちらこそ、よろしくお願いします

Posted on 2012/05/24 Thu. 18:42 [edit]

category: つれづれ日記

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薄曇りのむこう側 

金環日食から始まった朝、どのように過ごされましたか?
私は当直明けの朝でしたが、救急患者さんが搬送されてくるのを迎えに外にでたときは、ちょっと暗めの普通の曇り空で太陽がどこにあるのかも分かりませんでした

ほかのスタッフが、いいタイミングで撮影した写真はこれです。
IMGP17971.jpg
ちょうど、雲がフィルターになっててわかりやすいかも

Posted on 2012/05/21 Mon. 17:57 [edit]

category: 気象

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山勢善江先生 アンパンマンと面会 

高知医療センターの救急外来看護師、フライトナースの伊藤です。

先日、高知医療センターに山勢善江先生が訪問してくださいました。
山勢先生は救急看護界では有名な方で、救急・クリティカルケア領域の家族看護の第一人者でもあられます。
山勢先生は現在、日本赤十字九州国際看護大学の教授で、救急看護認定看護師の養成にも携わっておられます。
今回、高知医療センターに訪ねてこられまして、ぜひアンパンマンにも一目逢いたいとのご希望もあり、駐機場で待機中の「勇気の花」号にのっていただきました。

「勇気の花号」は家族の同乗を積極的に行っております。常日頃よりフライトナース一同、ご家族への精一杯の看護をさせていただいておりますが、今後とも山勢先生の教えに習い、ご家族への看護に尽力していきたいと思います。

山勢先生ご訪問ありがとうございました。

DSC_0141.jpg

Posted on 2012/05/20 Sun. 19:15 [edit]

category: つれづれ日記

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椰子の木のあいだにみえるもの 

駐車場ロータリーの椰子の木から垣間見えるドクターヘリです。高知っぽい風景。
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先日は山奥からの救急要請がありました。腕をガラスで切って、血が噴いている!とのこと。
現場は救急車では署から1時間近くかかるところ。
ヘリ要請になりましたが近くのヘリポートから現場まででも、救急車で30分もかかります。本来なら防災ヘリで現場から直接、傷病者を吊り上げるところなのですが…あいにく現在防災ヘリは定期点検で2ヶ月間運休の真っ最中。
結局、その直近ヘリポートにおいて、現場に向かう救急隊に接触して、一緒に現場に向かうことに
現場までの往復1時間は、ドクターヘリからフライトドクター・ナースが離れてしまいました。
近くには学校もあり安全確保ができない状況ではヘリの離陸はできません。
2フライトドクター制があればこんなときでも素早い対応ができるので、将来的に目指す体制です。

幸い、圧迫止血でコントロール可能であり傷病者はショック状態まで陥ることなく、搬送ができました。
腕の腱まで切れており整形外科の手術が必要でしたが、高知市内まで戻らないとそういう病院はありませんし、基地病院まで戻り当院での処置。

森林占有率ナンバー1ならではの事案なのでしょうね
防災ヘリ「りょうま」の点検は6月8日までの予定だそうです。待ち遠しいところですね。
そして明朝は金環日食。くもりの予想ですが、果たしてどうなるでしょうか

Posted on 2012/05/20 Sun. 11:47 [edit]

category: つれづれ日記

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ヘリの出し方 

病院駐車場内にそびえる格納庫。その中にドクターヘリは大事に仕舞われています。
格納庫から外にはどうやって出て行くんだろう??と疑問に思われた方。実は私もよくわかっていませんでしたが格納庫ができて、実際にみることで解消されました。

ヘリにはスキッドという、そりのような固定された足がついています。ロボットのように歩けたらいいのですが、この機体の場合は無理で、足が車輪でもないので、牽引してくれる機械が必要になります
通常の旅客機もバックはできないので、(←と思い込んでいましたが、バックしようと思えばできるそうですすみません)「リトラクター」という背の低い車両に、前の方から押してもらって、やっとバックすることができタラップからはずれていくことができますよね。地上では自分で自由に動けない点では、それと似ています
CIMG2703.jpg

ご出勤です~
重さ1.7トン以上のドクターヘリですのでそれなりに重いはずなのですが、整備士さんにひっぱられてすいすい動かせます。
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これ、小回りはききませんがヘリを動かすためだけに創られた機械ですが、無いと困ります。
いろんな役割があるんですね。
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Posted on 2012/05/17 Thu. 18:36 [edit]

category: ヘリの仕組み

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