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それいけ!ドクターヘリ

高知医療センターでの日々と思いを、アンパンマンと高知の写真と共に綴る高知ドクターヘリのブログ

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あちこちで院内急変が! 

(本日は、ヘリ活動とは直接の関係はありませんが、第2回院内メディカルラリーのご報告をします)

 「コードブルー、コードブルー」響き渡る院内放送。急に容態変化し心肺停止になった患者さんに、我先にと駆け付ける院内スタッフ達。あちこちから指示が飛び交い、狭い病室で混乱する現場…。

 院内でおこる成人の急変に対しての研修としてICLSコースが各地で開催されています。当院では年3回行われていますが、研修をうけたからといってこれを病棟急変などの現場ですぐに活かせるかというとなかなか難しいのではないでしょうか。

 そこで経験のひとつとして現場で実際の救急カートを用いたICLSができないだろうか、と試行錯誤した結果、実現できたのが去年から当院独自で行っている病院内での急変対応を軸としたメディカルラリーです。それが、去る猫の日(2月22日)に高知医療センター内でおこなわれましたので報告したいと思います。




1階ステージ

11番受付で緊急通報が鳴り響きます。どうやら、化粧室内で具合が悪くなった人がいる模様。チャレンジャーが駆け付けます
長い距離ですが、ここは体力の見せ所。

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(スタッフ扮する)防災センター警備員さんも異常を確認して先にきてくれていました。患者さんはどうやら化粧室出口まではたどりついたものの、倒れてしまったよう。
「大丈夫ですか??」意識がありません。真っ青にメークした患者役は顔見知りの救急救命士さんが息を止めて演技してくれています(心肺停止に早く気づいて〜!)。

急変現場に最先着として呼ばれた状況に、チャレンジャーも頭の中がまっしろで何をしたらいいのかわからなくなっています。
そして、ようやく気づきます。“だれか呼ばなきゃ!”「コードブルーをしてください!」

うらた1

心肺停止の判断がなされ、すぐに胸骨圧迫が始まりました。
防災センター職員さんも救命講習を受けたことがあるとのことで、指示のもと、心臓マッサージを行ってくれます。事務員のソラストさんもお手伝い。

いつのまにか家族関係の修羅場も展開され、倒れた患者さんには相当のストレスがかかっていたものと推測されます
あ、トイレの奥には黒い点が続いている…。お尻にもべっとり黒いものが。

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2階ステージ

合間に休憩しているチャレンジャーに、廊下で響きます。
「コードブルー、2階歯科外来」

ソラストさんの誘導のもと、歯科外来特有のニオイのなかに突入していくと歯科の椅子に意識を失った傷病者。
歯科衛生士さんは動揺して責任を感じ、座っている傷病者の心臓を一生懸命にマッサージ。「私のせいで、わたしの…。」聞けば、局所麻酔をうったあとすぐに全身が真っ赤になって意識を失ったのだといいます。

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狭い診察室、慣れない環境下での急変対応にとまどうチャレンジャー。患者さんの腕の血管(静脈路確保困難練習用の模擬前腕)も蛇行してルート確保も難しそう…。歯科衛生士の動揺をなだめ、質の保たれた胸骨圧迫から始まるICLSがはたして出来るのか…?




3階ステージ

今度はどこだ?「コードブルー、コードブルー。3階リカバリールーム」
どんどん集まってくるスタッフは総勢10名以上、チャレンジャーとともにあちこちから急変現場にかけつけてきて部屋はすぐに熱気むんむん
痙攣が止まった患者さんは、意識はなさそうだけど…呼吸もしてるようにも見えるし??喘いでいるような?

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(そうか、死戦期呼吸か!)「だれか胸骨圧迫をー!」
指示もあちこちから飛び交い、個人個人がうごいてまったく統制がとれない混沌とした雰囲気になっています。装着していたモニターもどこかはずれて心静止みたいになって、どこかの麻酔科医や心臓血管外科医役のスタッフが慌てて挿管しようとしていたり。指示も通っているのかいないのか

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ぼくがリーダーをします!」チャレンジャーがリーダー宣言すると、その指示に従いきびきび動き始めるスタッフ達。
「モニターVF、除細動します」「離れて!」いち早い電気ショックで傷病者の心拍は再開し、心臓は鼓動を取り戻しました。

ICLSコースではなんでもないようにこなしていたリーダー役でしたが、実臨床の場をリアルに再現された急変対応シナリオでようやく、リーダー宣言とチームビルディングの重要性を体感していたようです。

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スタッフ紹介

今回参加いただいたのはチャレンジャー3チーム、運営スタッフ34名(看護学生さん10名、救急救命士さん4名、院外からの看護師参加2名を含む)でした。職種も医師・研修医・看護師はもちろん、栄養士さん、医療秘書さん、事務局と多岐にわたりご協力いただいております。

1階スタッフ 化粧室での急変
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2階スタッフ 歯科口腔外科外来での急変
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3階スタッフ リカバリールーム(病棟に似せて)での急変
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スタッフの皆さん、ありがとうございました。楽しみながら学べるいい機会になればいいなと思っておりましたがいかがだったでしょうか。

また、さまざまな場所で突発的におこる急変現場を想定しての訓練でしたので、当日、関係各所におきましてはご迷惑をおかけしたと思います。そして資器材や服装などご協力いただきました方には、この場を借りてお礼を申し上げます。

この院内ラリー、ひきつづき行っていければと思いますので、来年度も宜しくお願いします。
「院内」で起こった急変対応シナリオなので、チャレンジャーは院内からの募集ですが、スタッフに関しては院外からも公募していますので、em-net KOCHIのメーリングリストをチェックしてくださいね。では。
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ハートシム君もお疲れ様。
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Posted on 2015/03/04 Wed. 18:29 [edit]

category: 訓練

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04

青との連携 

高知空港で青い機体が秋晴れの空に映えていました。
高知県警察航空隊のあたらしい機体、EC135です
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高知県内の各消防から、搬送連携の説明会のために足を運んでいただきました。
喜多村センター長も進んで訓練に参加
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機内からの眺め
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もしも、に備えるのは大事なことで、そのための準備は万端に行います。
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Posted on 2013/10/28 Mon. 19:18 [edit]

category: 訓練

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28

枝川小学校、いのちの教室開催 

仁淀消防さんのご協力で、枝川小学校において「命の教室」が開催されました。
ドクターヘリで小学校などのグラウンドに着陸し、ドクターヘリの社会見学を兼ねた授業です

ヘリは枝川保育園と枝川幼稚園の、かわいいピンクの園児達に取り囲まれてしまいました
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「これ、な~に?」
その側では野島フライトドクターが聴診器についての質問を受け、小学生自身の心音を自分で聞いてもらいました。
まさに、いのちの音
「これが生きている証拠。聞こえなくなったら大変だからそうなる前に救急車とドクターヘリを呼ぶんだよ~」とやさしく教えてあげます。
自分の心音をきくことなんてなかなかないので初体験だったようです
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救急車のなかでの処置も、みんなで見学。
小学校3年生にとっては、初めてづくしの現場体験で興味津々。
傷病者役は学校の先生が扮してくれました。
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いつの間にか写真撮影会もはじまっており、バックのアンパンマンがにっこり微笑みます。野島先生もいつのまにか小学生達に溶け込んでいました。
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30分間の見学会のあいだは幸いに要請もなく、離陸して基地病院まで4分で帰投。
ありがとうございました
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Posted on 2013/02/05 Tue. 18:05 [edit]

category: 訓練

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05

高速道路トンネル事故のドクヘリ訓練 

先日の山梨の笹子トンネル崩落事故での犠牲者およびそのご家族の方々にはお悔やみを申し上げます。
高知県でも同様の構造をもつトンネルが1箇所あり、本日緊急点検作業が行われていたと聞きます。

そんななか、かねてから予定していた高速道路訓練が行われました。
訓練通報!高速道路のトンネルで交通事故発生。傷病者二名、ドクターヘリを要請する。」タイムリーな要請内容に、緊張の色を隠せない野島医師。フライトドクター候補生ですが、本日はメインでこの訓練事案を引き受けてもらうことにしました2ndフライトドクターとしては現在当院の救急への研修に来られている山下医師が同乗。
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ヘリポートまで3分間で乗り込み、弾む息を整えながら情報を整理し、現場へ急行します。

現場は、今週末に開通予定の四国横断自動車道の影野トンネル内。
傷病者は1名閉じ込め、1名軽症とのことで、誘導されて車両の元に向かいます。ヘルメットに安全靴、ゴーグルで安全管理は十分に行います。
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運転席側はつぶれて足が挟まれ、ドアの開放が必要です。救助隊の油圧機具で切断中アクセス可能なのは助手席側で、野島医師によるプライマリーサーべィが迅速に行われました。
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傷病者はショック状態でエアバッグによる胸と腰の痛みを訴えています。呼吸が苦しそうです。FASTといわれる超音波での検索方法で体幹部の重大な出血をみることができますが、これは陰性とのこと。
しかし足は挟まれ、正面衝突の受傷機転を考慮すると、骨盤骨折や胸部打撲による出血性ショックが疑われ、野島医師によりロードアンドゴー宣言がなされました迅速な救出と搬送が必要そうです。すでに山下医師にて点滴が確保されて不測の事態に備えます。
訓練とはいえ、観察は実戦さながらになされます。
先日の高知県メディカルラリーでもチャレンジャー参加し、さまざまな想定をのりこえたお陰でしょうか、落ち着いて診察をすすめられているようで、頼もしく思えました
今後はITLS ACCESSコースも受講したいとか…?どうぞどうぞ

用手固定による車外救出を救急隊とともに行い、バックボード固定される間に残りの観察を終え、近くで羽根を休めているドクターヘリへ収容し離陸ここで訓練終了となりました。
いい訓練ができたと思います。万が一事故などが起こった際に備えて、このような準備が大切です。
これからもお世話になりますので今後の調整など、よろしくお願いいたします。

Posted on 2012/12/04 Tue. 18:05 [edit]

category: 訓練

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04

DMAT野営訓練 

災害時に活躍するDMAT(ディーマット:災害時医療派遣チーム)ですが、当院でも備えております。
基幹災害医療センターであり、現在は入れ替わりがいろいろあったものの、合計で23人の隊員が登録されています。
本日は装備などを備蓄する倉庫の点検と整理を行いましたよ~。
救急外来の側にある倉庫は風通しが悪く、蒸し暑いところでの活動になりましたが、頑張ってきれいにしました

その後は引き続き、野営訓練
災害現場に派遣される場合には現地では、もちろん生活まで自己完結型。
去年の東日本大震災のときも、花巻空港までヘリで赴きましたがテント持参で行き、自給自足とまではいきませんでしたがそれに近い形での派遣形態をとることができていました。

実際の活動で災害現場に負担をかけないように、そのための訓練がこぢんまりと展開されました。
…といっても、今回は病院そばの官舎での芝生上でテント設営。慣れていないと設営も難しいので、ときどきはこのような医療以外の訓練も必要です
夕方になりかけたころ、テントそばで調理をしている横ではドクターヘリ要請がはいりエンジンに火がはいりプロペラが始動、フライトスタッフを乗せてすぐにどこか遠くに離陸していきました。
テントからみんなで手を振り、見送ります

ドクターヘリで災害派遣されることを想像しながら、野営訓練。夜半からしとしとと雨が降り、近所の野良猫がみゃあみゃあ泣いていましたが、疲れていた隊員達は、じき眠りにおちていきました
お疲れ様~☆
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Posted on 2012/07/16 Mon. 19:28 [edit]

category: 訓練

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16

四万十川でUターン 

宿毛の訓練、ドクターヘリの活躍を楽しみにしていた方々には失礼しました。
高知市内から訓練要請を受け、まっさおに晴れ渡った土佐の海上を宿毛に向けて急行していたのですが…まったく逆の室戸で緊急搬送の必要な患者さんが発生
待てそうにない状態であったので、ヘリを緊急で呼び戻しましたこのときすでにヘリは四万十市付近。四万十川上空をUターンすることとなったのでした。
患者さんは緊急処置を受けヘリ搬送、当院でそのまま緊急手術となっています。

ドクターヘリの訓練を行う場合、防災ヘリもそうなのですが、実際の緊急搬送依頼がはいることも珍しくないため、あらかじめそのような連絡網をしいておきます。そうでないと訓練最中に急に違う行動をすることになりますので混乱が生じますし対応が遅れます。
今回も、その点はしっかり行われ、事前に打ち合わせていた連絡先にヘリ要請がはいったことを伝え、迅速な行動ができたのでした。
でも…事前準備をしていただいていた海上保安庁の巡視船の方には申し訳ありませんでした。またお願いいたします

Posted on 2012/06/10 Sun. 23:45 [edit]

category: 訓練

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10

消防学校講師依頼 

整然とならんだ靴と遠くにみえるオレンジ色の救助服。そう、ここは規律ある高知県消防学校の訓練グラウンド
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瓦礫災害などのせまーい狭隘空間における救助と医療活動の連携訓練、ということでCSR&Mの救助科の講師に依頼されいってきました。フライトナース兼DMATでもあるTo山ナースと、です。

ドクターヘリ要請があると、事故などがおこってからの時間経過が早いためにまだ傷病者が救助されていない現場付近まで到達する場合が結構あります。これは病院前活動にでていかなければなかなか巡り会えない場面です。
そんなとき、救助の方達とご一緒することがあります。
このような顔合わせの場は、活動を共に行う仲間としての意識が高まりますので嬉しいものです。

そんなぴりっとした空気の中、白い蝶々が私の右手にとまってくれていました。
じっとしてもらい、記念撮影。
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仲間にはいりたかったのでしょうか?

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Posted on 2012/05/30 Wed. 21:01 [edit]

category: 訓練

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30

ドクヘリ番外編 

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いろいろな作業道具が整然とならんでいます。
本日、高知県のRescuer龍馬会という、救助救急に熱意のある同志の集まりがあり、そこで自動車事故に対する挟まれ事案あるいは閉じ込め事案などにたいする傷病者に対するアプローチ方法を考えるコースの試行がありました。数年前から国内で広がっているコースなのですが中四国ではまだ開催例がないとのことでもあり、本日、滋賀県から湖北消防のインストラクターさんをお呼びして開催されました。
高知県からは約50名の同志が、この日のために集まりました。

救助隊中心のチームが現場先着した場合にどのように傷病者にアプローチしてその後の行動計画をたてるか。救助だけではなく、そこにはいってくる医療情報にいかに対処して救助の順番や処置内容に活かすことができるか。
医療との連携が重要になりますがその境目というのは常に難しいものです。

こんなところにも我々のスタッフが入り込み、休日返上で指導のお手伝いをしています

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Posted on 2012/05/27 Sun. 22:29 [edit]

category: 訓練

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27

多数傷病者訓練中の多数傷病者事故 

それは、消防による多数傷病者訓練が行われていた昼前の出来事でした。
バス転落事故との想定の下、20名ほどの傷病者をトリアージ。救急車、ポンプ車、高知市内の近森病院さんのドクターカーまで出動し防災ヘリも出動しての、小雪がちらほらおちるなかの訓練。
さぁ、そろそろ傷病者もはけてきて終わりがみえてきたかな、と思っていた矢先、ガガー…と無線の声。
「正面衝突事故発生、傷病者3名で全員重傷」
発生場所は、訓練会場からすこし山奥にはいった路上とのこと。すぐ近くです!

この場所は高知市内からも救急車で1時間近くかかる場所で、近くには本来救急病院はなく、診療所が頑張ってやっている地域。必要があればヘリを呼んで、飛行時間は約7,8分といった場所でドクターヘリの活動範囲にあります。

訓練中だったので、指揮隊もポンプ車も、救急車も、そしてドクターまで二名いて、消防防災航空隊の隊員までいるというこの状況。多数傷病者に対してみんなですぐさま駆けつけました。
私も訓練会場にヘルメット持参でフル装備参加していたので、そのまま実際の事故現場に消防とともに出動
人がいて、車両も豊富にそろっていたのもあり、指揮隊長の指示のもと、トリアージ・処置・搬送とどんどんすすみ分散搬送もうまくいきました。

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このグラウンドに防災ヘリとドクターヘリが同時に着陸して高知市内の病院へ、それぞれ分散搬送。

なかなか滅多にない経験でした。ありがとうございました。

Posted on 2012/03/13 Tue. 00:47 [edit]

category: 訓練

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13

潮を洗い流して怒濤の搬送 

先日の海上保安部との訓練、天候不順で着艦ができなかったのですが…、本日やっと訓練が叶いました
三度目の正直。

ドクターヘリのアンパンマンの向こうに見えるのは、高知海上保安部の巡視船「とさ」
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本日は快晴の洋上で、着艦訓練を行いました。
揺れて動く船上に着陸するのは至難の業だそうです。

でも、さすが、上手に着艦です。
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海上保安部の若い職員さん達も安堵の表情。元気な海猿さん達がこちらを囲っていました。
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戯れるまもなく、2回の着艦訓練のあとはそのまま船を後にしました。

潮風に曝された後は、アンパンマンも塩だらけになります。あんこと塩は相性が良いのかもしれませんが、ヘリには大敵ですので、すぐに洗浄です。
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ぷしゅぅ~っ水しぶきの向こう側に、虹が見えましたか?

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残念ながらプロペラを回しながらの必死の洗浄作業だったらしく、虹を見る間はないままに要請がかかってしまいました。そのあとも立て続けに要請がかかり、怒濤の5回の搬送。
5回目はもう時間いっぱいで、防災ヘリの助けをお借りしました。

ありがとうございました。

Posted on 2011/10/31 Mon. 18:19 [edit]

category: 訓練

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31

DMAT、コスモスの広島へ 

ゆーいちです。本日は、当院のDMAT隊員より訓練報告をしていただきます。

こんばんは。隊員のMです。

今週末、中四国ブロック緊急消防援助隊の訓練が開催され、病院からDMAT(災害時医療派遣チーム)として参加させていただきました。
ただしヘリではなく、自動車での移動です。
毎年、ブロックごとに参集訓練を行い、各地もちまわりで開催される消防訓練です
今年は、コスモスの咲き乱れる広島で行われました。

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満開のコスモス畑のむこうに見えるのが今回の訓練用ビル


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消防のテント設営
初日到着すると、すでに来られていた消防の方々がテント設営をしていました。
すごく立派なテントです。会議室を作成している隊もおられました。
かっこいい・・・。

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当院DMATも頑張ってテント設営ができました!

私たちのテントは小さめですが、頑張ってテント張りました。
これも慣れていないと大変な作業です。
訓練、訓練。

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今晩のお宿、準備完了

ぞくぞくとテントが建っていました。
本日野営をします。
あちこちご挨拶をさせていただきながら、テントや装備品などの見学も
させていただきました。
中四国ブロックの訓練なので、知ってる方もおられたり・・。
県外で会えるとうれしいです!


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ここは災害拠点病院の想定です。傷病者の搬入を待ちます。

2日目は実践訓練。震度7の地震が発生したとの想定で、それに伴う様々な災害が発生しました。
様々な情報が入り、時に現場も混乱したり・・。
しかし、それぞれの消防機関やDMAT隊と連携をとりながら、傷病者の救助、治療を行いました。



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訓練終了。ほっと一息。

チームワークも深まったと思います!

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Posted on 2011/10/22 Sat. 00:37 [edit]

category: 訓練

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22

兵庫県三木市でのITLSコース参加 

10月はいい季節です。
暑くもなく、寒すぎることもなく、勉学に励むのにいいですよね。
そこで、われわれは、兵庫県は三木市まで外傷コースに出かけてきました~

2日間でパラメディックの行う手技に関して勉強するコースなのですが、「考える」外傷コースといわれています
そこにウチの若いエースが参加してきました。
それを教えるのは、ベテランの講師陣。その中には先日但馬救命救急センターでのコウノトリコースに参加していた方々も多く、楽しい雰囲気の中進んでいきました。
シナリオの詳細までご紹介することはできませんが、ドクターヘリ・ドクターカーをやっていくにはそのスキルを学ぶにはとてもいいところだと思っています。

来年は四国でも開催予定愛媛でお会いしましょう!

Posted on 2011/10/17 Mon. 23:31 [edit]

category: 訓練

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17

海猿と 

高知海上保安部 巡視船「とさ」の後方甲板。
高知港出港直後。
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本日は、地震想定での漂流者に対する海上保安部の活動と他機関の連携訓練が催されました。
そしてここに、ドクターヘリが着艦訓練を行う予定でした…が。あいにくの曇り模様。そのうちにちらほら雨がふってきました。海上もみわたすことができず、視程は4kmと不良になり…。

そして浦戸湾から出たぐらいで、とうとう、着艦訓練中止の連絡が。

本来ならば防災ヘリりょうまでの海上からの傷病者つり上げ訓練と「とさ」への着艦訓練、
そしてその後につづくドクターヘリでの災害派遣医療チームDMATの送りこみによる傷病者トリアージ訓練、と盛りだくさんの予定だったのですが、天候には勝てません。
7月の訓練のときも台風で中止になった経緯もあり、どうやら雨に好まれる体質のようです。

「とさみずき」「たけより」という船での浮き輪での救助と、「とさ」への傷病者引き渡しがなされました。
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それからは見学に来られていた安芸病院DMATの皆さんのご協力で、予想外のトリアージ訓練が決行。
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海上保安部のみなさんの演技もなかなか素敵で、DMATもかなり手こずっておられました。

最後に記念写真を「とさ」とともに。
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反省会も行われ、今後の連携強化に繋がりました。
ヘリは出動できませんでしたが、いい訓練になりました。次は2月の洋上救急訓練!次こそは晴れるといいですね

Posted on 2011/10/13 Thu. 18:46 [edit]

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医療と消防の連携訓練in高知市 

ここは土佐電気鉄道さんの桟橋車庫。いつになく、救急車や消防車、ドクターカーが一同にあつまり救助救急活動を行っていました。多数の傷病者があふれています。

バスが電柱に衝突して落石をうけ、多数のけが人がいるとの想定で、高知医療センターからもドクターカーが出場しました!
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救助された傷病者は、緊急度別にトリアージされ赤、黄、緑の色のシートにふりわけられます。
むこうに見えるのは軽症の緑シートです。
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「ここは痛くない?」胸部は外傷のなかでも特に緊急度の高い病態が隠れていることがあります
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すぐさま治療が始まります。
救急医療は現場から救急隊と連携してバックボードを差し込むのは本間先生。
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意識障害があり、エコーでお腹に大量出血がみつかりました。酸素化を十分に保つため、頸椎保護しながらの気管挿管を試みます
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まだバスの車内に二名、落石により閉じ込められた傷病者がいるとのこと救助に時間がかかるそうで、やむを得ず現場への医療を介入させます。安全は消防が確保してくれています。
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バスに乗り込む市來先生

医師による緊急処置を行い、安定した傷病者をバスから救出舟形担架で救助隊が運び出します。さすがに手慣れています。
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再評価を行い、病院選定。「これはウチに運ぼう
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こちらも気管挿管が行われました。外傷現場で心肺停止に陥る原因の多くが気道の問題だと言われています。出血などによる気道閉塞などを解除するにはこのような積極的な処置も必要です。
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指揮車、ポンプ車、タンク車、救助工作車、救急車、ドクターカー、と消防と医療との連携訓練にたくさん集合されました。そして土佐電気鉄道さんのご協力で今日もいい訓練になりました。
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みなさん、お疲れ様でした。
(今日の写真は広報係の尾崎さんが撮影してくださりましたありがとうございます。)

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Posted on 2011/10/11 Tue. 19:22 [edit]

category: 訓練

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11

【予告】高知海上保安部との連携訓練 

先日の7月19日に予定していた海上保安部とドクターヘリとの連携訓練、台風の影響で延期になっていましたが
今回、調整がついて、ついに訓練が実行されることになりました。

海上保安部の船のうえに、ドクターヘリが着艦します!
2週間後の10月13日、決行です。(もちろん、ヘリ要請が入れば要請に対応するので訓練はできなくなりますが)

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<3年前の連携訓練。このときは防災ヘリ「りょうま」が着艦していました。>
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<私は船上で着艦の様子を見学していました>

想定は大規模な地震と津波で甚大な被害を被った高知県において、洋上に漂流している傷病者を空から船に救助するというものです。そこではもちろんトリアージと緊急処置がドクターヘリから送り込まれたDMAT(災害時医療派遣チーム)によって行われます。
海上で漂流している要救助者は、消防防災ヘリ「りょうま」や海上保安庁のスーパーピューマなどで吊り上げ救助されるでしょう。

結構大規模な訓練です
場所は土佐湾沖ですので望遠鏡で、どうぞ

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Posted on 2011/10/02 Sun. 13:06 [edit]

category: 訓練

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02

JATECコース 

JATEC倉敷コースが昨日・今日の日程で開催され、当院のレジデントも受講生として参加してきました
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<デモンストレーションでの一幕>

「JATEC(じぇいえーてっく)」とは、事故などで怪我をした患者さんが病院に救急搬送されてきたときの、標準的な外傷初期診療手順を学ぶ、実技に主眼をおいた医師向けの研修コースで二日間にわたって行われます。全国各地で定期的に開催されており、外傷診療の基本となりつつあります。
ドクターヘリに乗る場合も、フライトドクターとしては必ず身につけておきたい診療手技のひとつになっています。もちろん救急外来で患者さんを受け入れるときも、考え方の基本になってきます。 

このようなコースで模擬診療として訓練することで、実際の診療にも自信がついてくるようになります。

この時間、実技試験も終わって、ほっと一息
帰宅後のビールがさぞ美味しいことでしょうね。これから帰りま~す

Posted on 2011/09/24 Sat. 18:12 [edit]

category: 訓練

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24

福岡アクセスコース参加 

ここのところ、コース参加がつづきます。
ITLS ACCESSコースというものに、ウチのスタッフ2名とともに福岡まで行っていました。
福岡市消防学校で、当院救命救急センターの医師2名、九州男児に混じっての受講となりました。
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一日コースで、事故車両での傷病者へのアクセスと救出のための方法を学び、実技と想定訓練をするものです。
理解ができているかの確認試験が終了すると、いよいよ実践

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「これがフーリガンかぁ」整然と並べられた資機材にわくわくして、I来先生も、つい手がでます。

まずはエアバッグの威力を体感します。「ばんっ」耳をつんざく音…まるで銃声です。
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膨らんだエアバッグを触ってみます。化学反応で爆発した直後なのであたたかいのです。助手席のフロントガラスもその威力で割れて蜘蛛の巣状に

デモ隊によるアクセス実技。ナマの迫力に圧倒されながらもそのてきぱきとした動きに感動
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「わたしたちにできるかな~」不安がよぎります。

でもそこは、いままでの現場経験がものを言います。
個人装備をしっかりして、ヘルメット・ゴーグル・ケプラー手袋・安全靴はいつもの装備で完璧。
道具の扱い方から車両アクセス方法の基本手技を学びます。

状況評価
車両の安定化
傷病者への接触、そして救出。

救助隊がどのようにして救助しているのかがよく分かるようになりました。
クリブ、レシプロソー、フーリガン、弁慶、センターポンチにグラスマスター…、車両破壊のための初めて見る道具に戸惑いながらも練習を行います。

その後はシナリオ想定訓練が待っていました

無線機を使用しての通信指令。
「乗用車の単独事故で二名閉じ込められている模様」
車内に閉じ込められた傷病者は息も絶え絶えの想定で演技をしています。早期の現場医療介入が求められる場面に、いままでの経験が走馬燈のようにアタマをよぎります。

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その後の車両はこのとおり。どんな方法で救出できたのか、わかりますか?

訓練中は、安全が確保できないので写真撮影はできませんでしたが、そのような徹底した安全管理のもとでこのコースは継続開催されています。

需要があれば、是非高知でもやりたいと考えています。
中四国のレスキューの皆さん、どうですか?

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やりきった感のみられるH間先生

Posted on 2011/09/18 Sun. 21:39 [edit]

category: 訓練

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18

徳島外傷セミナー 

本日は、徳島JPTECという病院前外傷セミナーに来ています。

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傷病者に扮したスタッフとそれを囲む受講生ら

現場で傷病者に接触した救急隊がどのような観察とスキルで病院まで搬送してくるのか、そのロードアンドゴーと言われる概念を学びに、当院救急外来からも看護師2名、医師1名が受講しに来ています

高知からは指導者役としてインストラクターが6名、参加しています。
当院からは2名でした。
このようなコースを通して、病院前外傷のレベルアップが日々なされており、
われわれ医師や看護師もその救急隊のスキルアップに貢献できればと願っています。

われわれのスキルアップも、もちろん兼ねています

2日間コースなので明日も頑張ります!

Posted on 2011/08/21 Sun. 00:23 [edit]

category: 訓練

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21

CSRM参加 

昨日、今日と三木市で行われたCSRMベーシックコースに参加してきました。

CSRMとはconfined space rescue and medicineの略で、狭隘空間における救助と医療を指します。「瓦礫の下の医療」っていうのは聞いたことはありますか?
三木市総合防災センターにある瓦礫施設でその訓練は行われました。

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説明を聞く参加者

主催は、全国救護活動研究会@yakushiさんです。天候は晴れ・最高気温は34℃を越す炎天下の中で、皆さん、大汗をかきながらの活動となりました。

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JPTECに沿った初期評価・全身観察ですが、瓦礫現場ではアプローチ方向や時間の流れの違いから、方法はすこし異なります。

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現場での捜索と、その管理方法の様子です。
リーダーは隊員の活動時間とその負荷を考えながら交代を指示し、救出方法を決めていきます。

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urban search and rescue(都市型捜索救助)の方法を活用しながら活動をすすめます。ヘルメットしか通らないような空間を這って進みます。

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災害救助犬による捜索デモもなされました。空気中に浮遊している匂いを嗅ぎ付けて、しっぽを振りながらワン!とないてくれます。写真は、くつろいでいるワンちゃんと戯れるTo山さん。この後、顔中を舐められていました

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体調管理と熱中症対策も大事な訓練です。コースはいつも、環境の悪い真夏と真冬に行われます。

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終了後は各グループで記念写真

このような顔のみえる関係が、災害時の連携を生むんですね。

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Posted on 2011/08/07 Sun. 23:33 [edit]

category: 訓練

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07

交通事故自動通報システム 

本日は、HEM-Net(救急へり病院ネットワーク)の主催するシンポジウムが東京国際フォーラムで開かれていました。
参加してきましたよ~
題名は…「交通事故自動通報システム(ACN)と傷害予測の最前線」ということで、
Kennerly H. Digges教授とJeffrey S. Augenstein教授をそれぞれジョージワシントン大学とミネソタ州Ryder外傷センターから招いての基調講演と質疑応答が交わされました。

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自動通報システム(Automatic Crash Notification)は、どういうことかといいますと、
自動車の事故が起こってエアバッグが作動すると自動的に救急通報システムにつながって(日本なら119)自動車内で通話が可能になるというものです。
外傷はシステム構築が大事、ということなんだそうです。
救える命がそこにある!というわけですね。

事故の起こった場所と時刻は自動的に送信され、救急隊と病院に共有されます。山の中で事故が起こって通行人に発見されなくても即座に事故の起こった場所がわかるなんて、画期的です
普通は、発見されなかったら助かるものも助かりませんので。

事故が起こるとき、重傷度判定がなされます。なにが大事か?といいますと
衝突スピードは勿論ですが、
衝突方向
シートベルト有無
多重衝突の有無
横転
受傷者の年齢

が重要な要素だそうです。このシステムを“URGENCY”アルゴリズムといいます。

感知された場合、オペレーターが勝手に話しかけてきますが、そこで傷病者数や乗員の年齢、既往歴などを伝えることで、重傷度はさらに正確になり、向かう救急隊・救助隊の構成や、待機する病院の受け入れ体制を確実なものにします。必要があればヘリも出動、となるそうです
そんな研究がアメリカでは進んでいるようです。最前線の話を聞いてきました。
英語って難しいですね~(同時通訳のヘッドフォンは離せませんでしたが)。

以上、出張報告でした。
遅くなったので今晩は東京に宿泊です。お休みなさい。

Posted on 2011/08/03 Wed. 20:29 [edit]

category: 訓練

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