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それいけ!ドクターヘリ

高知医療センターでの日々と思いを、アンパンマンと高知の写真と共に綴る高知ドクターヘリのブログ

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第3回みさとフェア 

晴れましたね
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昨日予告させていただいたとおり、当院のすぐ近くで開催された地域の防災フェスタ「みさとまつり」にドクターカーが参加してきました。
三里はドクターカーの守備範囲ですので地域のみなさんに知っていただく必要があります。

地震体験コーナーや三里中学校の生徒さんや地域の消防の方によってだしものが次々と…。
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地震マンも
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医療センターも無料医療相談室に出席です。救急の研修を終えた研修医が地域のみなさんにご恩返しです。
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はしご車は、小学生をのせて太平洋の彼方まで見せてくれました。
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ヘリ要請があればその上空を飛んでいったのですが、平和な一日でした…
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Posted on 2011/11/20 Sun. 15:54 [edit]

category: FMRC

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20

当直帯の医師現場要請【現場活動編】 

右腕をスクリューに巻き込まれた傷病者のもとに到着したのは、迎えの救急車に乗って5分後のことでした。
気持ちを整え、ゴーグルをかけて救急車を下ります。

薄暗い現場にはヘッドランプが錯綜し、騒然としています。
CIMG1756.jpg
傷病者はどこに?状況を確認して状態を把握します…がこれがなかなかわかりづらい

・上に傷病者がいるのではしごで登る必要がある
・傷病者の意識はあり救助作業中
・機械類は停止しているが粉じんがすごい…

こちらも現場で行可能な装備はしていたので、自分でも安心して入っていけます。
作業場所は身動きが取りにくいところです。これまでの訓練が生きてきます。

傷病者は右腕をほとんど肩近くまで巻き込まれているようです。意識はまだ保たれていましたがしんどそう。反対側の腕に点滴ルートをとりますが、これもなかなか難しい。
粉じんの舞う暗やみでの医療作業は何をするにもやりにくいこと、この上ありません

できる範囲の外傷評価を行ううち、酸素化が急におちて来ました。もしかしたら、胸にもなにか損傷が?
巻き込まれた前腕の損傷具合を確認し…決断を急がなければならない状況になりました。
前腕部分は汚染・損傷が強く、再接着は不可能と判断。
最終的には鎮痛の麻薬も使用しながら腕を切断しての救助を余儀なくされ、受傷から1時間かかった救出でした。その後は病院で緊急手術となりました。

頭皮まで粉じんまみれですぐにシャワーを浴び…これは現場に行かなかったら助からなかったかも?とその意義を深くかみしめながら当直室で仮眠についたのでした…

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Posted on 2011/09/26 Mon. 07:42 [edit]

category: FMRC

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26

当直帯の医師現場要請【準備編】 

それは先週の当直時間帯のこと。
「男性従業員がスクリューに右手を巻き込まれた」との119通報が入りました。
現場は当院からほど近い肥料製造工場。

救助隊が到着するも、右腕は肩付近まで巻き込まれ抜き出すことができない状態、ということで高知市消防局司令課から当院救命救急センターにドクターカーによる医師の要請電話がかかりました。
ドクターカー・ドクターヘリの普及によって、医師が現場に向かうことの意義が消防の皆さんに認知されてきたのはとてもいいこと。

しかし、当院の現場出動のためのドクターカー運行時間は、以前にもブログで記載したように平日の昼間のみ。
「運転手の確保ができないので行けません」夜の9時過ぎ。残念ながら対応できない時間帯だ。
「では、救急車で迎えに行かせます!」
それなら、現場へは向かうことができる「了解しました。準備します」

肥料工場での集塵機の巻き込まれとのこと。
時間帯は夜。
フル回転で想像力を働かせて必要な資器材と自己防衛装備を準備しなければなりません。

外傷性ショックとしたら、加温輸液と気道管理セットに胸腔ドレーン…ドクターカーのセットを持ってエコーも忘れずに。
薬剤も必要だし強力な鎮痛剤も要るかもしれない。
ヘルメットにヘッドライト、ゴーグル、マスク、長袖の現場用の服も。フライト用のウエストポーチなら裁断ハサミとライト、ケプラー手袋に手術用ゴム手袋も一式入っている。ターニケットはヘリの中か…あるものでなんとかしよう

できる範囲で周到に準備を行います。
これが昼間なら、看護師さんも連れて行くことができますが人での少ない時間帯でありひとりでの出動です。

救急車が迎えに来てくれました。現場はここから5分ほどの場所。
宜しくお願いします
不安をバッグにつめこんだまま、サイレンを鳴らして現場へ急行していきました。

Posted on 2011/09/25 Sun. 17:03 [edit]

category: FMRC

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25

ひやひやの搬送 

それは先日の当直帯の出来事。

ヘリ運航時間内であったものの、雨による天候不良でヘリが飛べない状況でした。
しかしこういうときに限って要請はあるものです。

胸から背中に抜ける突然の痛みで、皮膚は湿潤し冷たく口唇も紫色、というショック状態での救急車搬送。血圧は100ほどあるといいながらも、1時間半はかかる場所からの一報でした。
「ドクターヘリは飛べますか?」
こんな天気ですから防災ヘリも飛べず、救急隊は搬送に不安な声をあげています。
ちょうどいいところにドクターカーの運転手がかえってきて、FMRCで迎えに行くことになりました。

30分以上かかってやっと途中で救急車と接触。
患者さんはショック状態継続しており意識レベルも当初より低下し2桁(呼びかけに反応)になっています。
気になっていたのは心筋梗塞か大動脈解離
橈骨動脈をふれると、…ふれず。再測定してもらうと80mmmHgとやはり下がっています。

揺れる救急車の中、すかざず、超音波をあててみます。
CIMG1517.jpg
…これは、
心嚢液が溜まっている大動脈解離がもっとも疑われました。
血圧がもっとさがってくれば、心タンポナーデという危険な状態に陥ります。
しかも体格は100kg以上はあろうかという感じで、注射器をさして心嚢穿刺するには不安が。

意識レベルが低下してどうしようもなくなるまでは我慢
輸液でコントロールして、麻薬で痛みをとって継続的に観察しながら病院まで持ちこたえる方がよさそうです。でももし頸動脈まで血流がなくなりだしたら、やりにくくてもするしか救命の方法はない、と覚悟を決めていました。

少ししてから血圧の再測定
45/30mmHg…え?
こちらも顔面蒼白になりました。左手のしびれもあると訴えています。

右手にいく動脈が解離しているのかも、と考えた末に行き着いたのは、左上腕の血圧測定。それまでは右上腕しか計測していませんでした
ほっと一安心です、左は96/55もありました。
痛みも最初の2割ぐらいに軽減しているということ。

当院は手術ができず、病院選定も逐一情報をいれていた救急外来のレジデントのじがやってくれていて、決定。
無事、病院まで搬送ができました。
他院ではありましたが、病院の灯りとそのスタッフが頼もしかったです。

その後、緊急手術で朝までかかっていたというお話を伺いました。ありがとうございます、近M病院さま

Posted on 2011/07/27 Wed. 07:03 [edit]

category: FMRC

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27

よさこい祭り 

土佐の高知のはりまや橋で
   坊さんかんざし買うを見た
      よさこい よさこい

8月9日から12日まで、今年も高知の夏祭り、よさこい祭りが開催されます。各地で毎夜、練習が重ねられており楽しみです。
詳しくはこちら→よさこい祭りwwwページ


ドクターヘリが空から護るのなら、ドクターカーは地上から高知県を護ります。
当院のドクターカー、FMRC(エフマーク)は竜のうろこをイメージされた外装となっていますが、その後ろ側のうろこのなかにひと味違ったマークが入っています。

おわかりでしょうか?

よさこい祭りの高知県内参加チームのなかに「ほにや」さんがいらっしゃいますが、このFMRCはそこのデザイナーさんにしていただいたものです。高知の医療に役立ちますようにと、車体のデザインに願いが込められています。

去年は祭りの救護車としてこのドクターカーで参加させていただきました。幸い大きな怪我や事故はありませんでしたが、今年の救護参加はどうなるのでしょう?
どこかでこの赤色灯をみかけたら、ぜひ注意して見てくださいね。

Posted on 2011/07/21 Thu. 13:09 [edit]

category: FMRC

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21

助かる、と確信する瞬間 

今日は午前中に高知海上保安部へ、訓練の打ち合わせにいってきました。
欧州型ドクターカーのお披露目もかねて、FMRC(エフマーク)で行きます。
後部座席には、いつでも出動できるように装備が積まれています。

「最近、ドクターカーの要請がないですねー」と話しながらの運転でした。
そのはずが…

夕方、ドクターカーの要請がありました!
場所は救急車で6分のところ。ここはドクターヘリの守備範囲ではありません。

ヘルメットとレスキュー用手袋をはめ、現場活動をする救急隊と同じ格好になり乗り込みます
安全第一。
傷病者は車の下敷きで意識レベル3桁とのこと。
でも加温輸液を準備するフライトナース・S野さんの手は震えることなくしっかりとしています。
心強いです。

現場がみえてくると、その騒然さが急に実感されてきます。
事故車両は奥にあるのか、まだみえてきません。

みえない現場と
救急車・救助隊のいりみだれた赤色灯。
これらが、そのわなわなさしたココロに追い打ちをかけてきます
でもそこはぐっとこらえての現場到着です。

すでに救助完了し、救急車内に搬入した直後だったようです。
ショック状態で不穏となり、重篤な状態がみてとれます。
橈骨動脈も触れず、かなり危険と判断。
初期評価と輸液路確保を行い、すぐ出発です
揺れる救急車内で急速に輸液を行い、病院にむかいながらの超音波検査を行います。

治療をしながらの搬送。
その状態はすぐさま、待機している救急外来に手短かに伝えられます。

病院到着した救急車の後部ハッチを開けると、そこには救急外来の見慣れたスタッフがすでに万全の準備をして待っていました。

この患者さんはきっと助かる、そう、確信した瞬間でした。

Posted on 2011/06/02 Thu. 21:13 [edit]

category: FMRC

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